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パーフェクト「職業」ガイド〜ミュージシャン編〜
編曲家
"街のなかで、よく知られたメロディーが、多少アレンジされて流れている。そんな場面に遭遇したことはありませんか?クラシックの曲がジャズ風になっていたり、ポピュラーソングの調が変わっていたり……。それらの曲は、編曲家と呼ばれる人たちによっててがけられたものなのです。
編曲家の仕事内容は、各パートの楽譜を書いたり、作曲家のつくったメロディーにハーモニーやリズムをくわえたり改良したりと、オリジナルにさまざまな音楽的アレンジをほどこすことです。編曲する曲の種類は、音楽ジャンルに比例して非常に多いので、音楽理論だけでなく、音楽制作についての豊富な知識が必要とされます。また、放送機器や録音機器などの知識も近年では不可欠です。そのため、音楽大学や芸術大学、または専門学校で、専門的な知識を身につける必要があるでしょう。その後は、音楽制作会社や録音スタジオなどに所属したり、または有名な作曲家・編曲家に師事して実力を磨きます。また、作曲家が編曲についてもこなしている場合も多くあるようです。そして彼ら編曲家によって編曲された曲は、CDやドラマ・ドキュメンタリー・映画で、舞台音楽など、さまざまな場面で使われます。
編曲家の収入ですが、編曲料は1曲あたり2万円から最高でも50万円程度です。そして、編曲家の年収は、だいたい200万円から1000万円くらい。現在の日本では、編曲には著作権が存在しないとされているので、作曲の場合のような印税による収入は見込めません。作曲家など他の音楽系の職業につきながら、編曲家を兼業する場合もよくあります。
編曲家は、作曲家のつくった曲をアレンジして、より親しみやすくしたり、ジャンルをまったく変えることによって、その曲の新たな可能性を引き出す役目をにないます。そのために、作曲と同じかそれ以上に高度な音楽的センスが必要。場合によっては、編曲された曲の方が広く世間に知られている例もあります。その曲のもつ可能性を広げたい、音楽的に別の分野からこの曲を創造しなおしてみたい、そう思える人は、編曲家にチャレンジしてみてもよいかもしれません。
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